シングルマザーの「物件探しで大変だったことトップ5」ランキング

2018/03/11 | マザーポート編集部
シングルマザーの「物件探しで大変だったことトップ5」ランキング

マザーポートはこのほど、上は北海道、下は沖縄までの総勢100名以上のシングルマザーの方々に、アンケート調査を行ないました。

そのアンケート結果をまとめて、5回にわたってご紹介したいと思います。
今回は”物件探しで大変だったこと”についてアンケートを行いました。

それでは結果をみていきましょう!

『物件を探す時に大変だったことや困ったことがあったか?』

なんと84%もの方々が、物件を探すときに大変だったことや困ったことがあったと答えています。

その中で特に多かった理由トップ5をご紹介していきます!

物件探しで大変だったことトップ5

1位 希望の物件が見つからない(32%)

(*次の文章は、アンケートに答えてくださった方の意見を掲載しております。)

・子どもが小学生の時に現住所に引っ越しましたが、学区内で希望の物件(家賃・広さ・駅からの距離など)が非常に少なく、大変でした。
また引っ越し業者が、相手(私)が女性だからなのか、タメ口で上からな物言いをされ、非常に嫌な思いをした思い出があります。(神奈川県/15歳のお子さんがいる方)

・実家の近くとなるとファミリー物件は広すぎるし高い。
単身物件となると小さい子供の入居を断られる。
安い家だとは木造のいまにも崩れそうなボロ家しかなく結果今住んでいる家しか選択肢がなかった。(福岡県/2歳のお子さんがいる方)

・子供の成長に合わせて子ども部屋を用意するために何度も転居をしました。
その都度、通学圏内か学区はどうか、塾代が捻出できる家賃か、フルタイムで働きながらの部屋探しは大変でした。
内見に行く時間の調整も苦労しました。(神奈川県/16歳と18歳以上のお子さんがいる方)

2位 費用が高い(28%)

・お金がなく大変だった。(東京都/3人のお子さんがいる方)

・初期費用を用意するのが大変だった。カードも持っていなかったので。(北海道/0歳のお子さんがいる方)

・収入に見合う家賃を探すのが大変だった。探すのも時間も手間も取り焦るばかりで苦しかった。(埼玉県/15歳のお子さんがいる方)

3位 保証人を誰にするか(23%)

・保証人になってくれる親族が居らず、保証会社へ支払う負担があった。(東京都/6歳のお子さんがいる方)

・障害の子供がいる為、正社員になれずパートと手当と生活保護なので物件が見つからなかったことと、保証人がいなかった事が1番大変でした。(神奈川県/15歳と18歳以上のお子さんがいる方)

・高齢の父に保証人になってもらったことで今後いつまで更新できるのか、他に保証人を頼める人がいませんので困っています。(神奈川県/2人のお子さんがいる方)

4位 物件が借りにくい(10%)

・自分名義で契約ができない(東京都/3人のお子さんがいる方)

・母子家庭ということで、契約を断られたことがあります。もう20年近く前ですが。
結局、条件的に割高な賃貸マンションに入居しました。(大阪府/18歳以上のお子さんがいる方)

・母子家庭というだけで断られることがあった。
引っ越し費用が高く、荷造りも1人でやらなければならず心身共に負担が大きかった。(岩手県/5歳と7歳のお子さんがいる方)

5位 子供NGの物件が多い(7%)

・子供不可が多い。(東京都/4歳のお子さんがいる方)

・一人暮らし用のアパート並の家賃で、子どもと、二人で入れる部屋を見つけることが大変だった。(東京都/3歳のお子さんがいる方)

・ファミリー向けと書いてあるのに乳児ダメと断られたり、とにかく小さい子どもOKの物件が少なかった(東京都/3歳のお子さんがいる方)

まとめ

いかがでしたでしょうか?
お子様の学区に合わせてお引越しを検討される方が多いようです。
子どもにはできるだけ負担をかけたくないですものね。

また、不動産屋さんに不親切な対応をされた方も多いようです。

基本的には、母子家庭であってもそうでなくても審査では「年収」が重要視されています。
賃貸業界では一般的に「家賃×40倍の年収」があれば審査は通ると言われており、家賃を払える能力があるのかどうかが審査対象となります。

しかし、シングルマザー家庭においては、支払い能力があったとしてもこうして不利益を受けている現状があります。
希望の物件を見つけるためには、理解のある親切な不動産屋さんに出会うことが大切です。

とはいえ、どの不動産屋さんだったら大丈夫なのか、、、

マザーポートでは今後、シングルマザー家庭に理解のある不動産屋さんを発掘して、みなさんにご紹介できるようにしていきたいと思っています。

次回は、シングルマザーの「住宅探しはここが大事!」〜10つのポイントとアドバイス〜をお送りしたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

マザーポート編集部

マザーポート編集部です。 子育てと仕事の両立で、日々、頑張っているお母さんたちのために、ひとときの休息と、これからの...