シングルマザーの暮らしのアイディアわたしがシングルマザーに”複業”をオススメする理由!お仕事のコツ
加藤朋子さんのコラム
【コラムを執筆するのはどんな人?】
はじめまして。シングルマザー歴4年目の加藤朋子です!
5歳の息子と、毎日たくさん笑いながら暮らしています。
仕事は、出版社に正社員として勤務。
一方で、”複業”(他社出版社雑誌やWEB記事などのライター、アウトドアブランドのPRなど)をしています。
皆さまの「シングルマザーらいふ」を応援するべく、マザーポート様の執筆に手を挙げさせていただきました!
少しでも元気に楽しく過ごせるよう暮らしのアイデアをご紹介していければと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。
【なぜ”副業”ではなく”複業”をしているの?】
シングルマザーは、金銭面で不安を抱える人も多いかと思います。私自身がそうでした。
離婚した当初は、働いてはいたものの社会人成り立て。
何か特別なスキルがあるわけでもなく、これから先の人生に不安を抱えながら、悶々とした日々を過ごしていました。
「なんとかして仕事が欲しい!」という思いばかりが先走りました。
でも、シングルマザーという立場で、正社員の道は狭き門。仮に最終面接までいっても「失礼ですが、家庭との両立はどのようにするおつもりですか?」「お仕事大丈夫ですか?」と、面接官は少し不安げな顔。
結局、ご縁がないという結果になってしまった・・。という苦い経験もたくさんあります。
「こんな状況をなんとかしたい!」「今や、3人に1人が離婚すると言われる時代。私にだって何かできるはず」と、とにかく私にできることを模索。息子が笑顔でいられる状況を必死に探し回りました。
と同時に、時代は「働き方改革」。少しづつ企業が「働き方改革」の声を上げ、手を挙げ、動き始めた気がします。そこで私は1つの結論に至りました。
それは「従来の働き方ではなく、時代に合った働き方をする」ということ。だからこそ、”複業”という結果に辿りついたのです。
【”複業”って何?】
“副業”というと、本業があってこそ成り立つイメージがあります。
でも、本業が潰れたら収入源がなくなってしまいます。
これは離婚にも少し似ている構造でした。
夫か妻かどちらか一方の収入に頼っていると、「どちらかの収入の糸が切れたら、どうする!?」という危機感。
私は、離婚することによって発生する金銭的不安と同じ感覚を、企業に対しても感じたのです。
だからこそ、1つがダメになっても他でカバーできるような働き方を探していました。そのため、1つのレールに1本の電車を走らせるのではなく、同時に10本くらい走らせていたら1つくらい炎上してしまっても、カバーできるのではないかと。
その結果が、今の就業状況を生み出しました。
今の状況は「えっ、でもそれって大変じゃない?」と聞かれることもたくさんあります。でも、私の中には軸があって「子どもが笑顔でいられるかどうか」が全て。
息子が胸を張って「僕のママ、こんな仕事をしているんだよ」と言えない仕事はお断りするし、息子との時間を確保できない仕事も同様です。
自分でブレない軸を作ると、結果的に悪いことは起きませんでした。
【”複業”をオススメする理由(ワケ)】
「シングルマザーの立場で、そんな仕事が選べる状況!? 」と思う方も少なくないとは思います。
けれど胸を張って、楽しそうに暮らしていると不思議と仕事話は舞い込むものです。
とはいえ私も離婚した当初は、シングルマザーという事実をなんだか周囲にも言いにくくて。
友人やママ友の間で結婚生活の話題になっても黙っていたり、話を振られても離婚したことを言えないでいて暗い顔ばかりしていました。でも、その時って今振り返ると悪いことしか起きなかった。しかも、自分が暗い顔をしていると息子もちょっとワガママになったりするので不思議です。
ただそんな状況が嫌で、ちょっと無理しても笑うようにして明るく振舞っていたら、だんだんと生活も安定してきました。そして何より、抱っこしながら腕の中にいる息子が「ママ、大丈夫?」と声をかけてトントンと背中を押してくれたのです。一瞬の出来事でしたが、あの瞬間が私の”生きる”力に火をつけました。
大切な息子がいるから、私も頑張ろうと思います。「子どもが笑顔でいられるかどうか」を軸に、シングルマザーとして生きる知恵をお伝えし、時には皆さまから学ばせていただけたら嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回は自己紹介でしたが、次回は【「シングルマザーらいふ」暮らしのヒント!】をお伝えしたいと思います。
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