新米シングルマザーの離婚とお金のリアルな話新米シングルマザーの離婚とお金のリアルな話
ほほ笑み そえる かすみそうさんのコラム
「会って話したい」と言われたら。。
別居を始めて1か月。
抱っこが大好きな息子は、寝返りとずり這いを駆使して抱っこをせがみに来てくれていました。
当時は子供の温かさと柔らかさが私の生きがいだったように思います。
そんなとき、弁護士さんから連絡が入りました。
彼と話をして、どうしても会って話がしたい、と言われていますが、どうしますか?
会いたく。。ないような気がします。でも、話は聞きたいような気がします。
はっきりしませんでした。
その日の電話で決めることはできませんでした。
一晩二晩考えて、当時の私は「会って話をする」と決めました。
まだ「母親として父親として、やり直す方法」を模索していたからです。揺れていたからです。
軸がぶれていたんです。
「悩む要素」を増やさないことが大切
今だから思います。
離婚したい、と強く思うのであればあるほど、「会わない」がお勧めです。
この状況で会うと、相手はきっと良いところしか見せません。
前にも書きましたが、一番好きで、一番大切に思うからこそ結婚して家族になっている方が多いと思います。
そこから離婚を考えるのです。
痛みを感じないわけがありません。
その痛みの中で、相手の「良いところ」だけが見えたら、たぶん迷ったり苦しんだりする時間が増えてしまいます。
でもその「良いところ」も日々の生活の中で発揮されているものではありません。
あくまでよそいきです。
会うと決めた当日、弁護士事務所にスーツで現れました。
来たときからほとんど泣いていました。
息子を抱っこして、また泣きました。
いかに反省しているかを聞きました。
それを聞いて、その様子を見て、「戻ったほうがいいのか」とこれまで以上に悩んだことを今でも覚えています。
そして今となっては「悩んだ分無駄だった」と感じています。
これは私のケースです。
私の元配偶者は、最終的に時間をかけても「根本的に」変わることはありませんでした。
表面的に変わった部分があったとしても、です。
人によって違うということは分かっていますが、それでも痛みを強く感じていて、揺れてしまいやすいときに「悩む要素」を増やさないことを、私は大切だと感じています。
何か参考になると嬉しいです。
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